重要文化財とアンティーク
先日、千葉県長生郡一宮町まで
アンティーク家具の納品に行ってきました。
一宮町は、2020年東京オリンピックの
サーフィン競技の会場になっている場所です。
東京へ電車で1時間で行けるということもあり、
東京で働くサーファーさんも多く住んでいるそうです。
今回、納品に伺った場所は、
旧寿屋本家(すやほんけ)という明治30年頃に建てられた
土蔵造り木造2階建ての店蔵を持つ建物で、
江戸時代より鰹節問屋を営んでいた有力な商家の一つだったそうです。
この地域には、同じような古いお屋敷がいくつかあり、
NPOの方々が保存のために活動されています。
そんな、重要文化財の建物を利用して、
カフェをオープンされるお客様のもとへ、アンティーク家具を納品してきました。
メインのダイニングシーンには、
パイン材のダイニングテーブルやパブテーブルを配置し、
オールドアーコールチェアやアイベックスチェア、キッチンチェアなどをセッティング。
土間スペースには、
2人掛けのスクールデスクとスタッキングチェアを置いてカウンター席に。
初めにお話をいただいた時は、
明治に建てられたという、まさにザ・日本の建物に
英国のアンティーク家具がはまるのか、正直不安、、、
というより、未知の領域でドキドキしていましたが、
納めてみてビックリ。こんなにはまるとは!
アンティーク家具の可能性をあらためて感じた一時でした。
どんな素敵なカフェになるのか。
これからも、一宮町から目が離せません。
ぜひ、皆様も千葉に行かれた際は一宮町へ足を運んでみて下さい。
2017/05 JY